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2011年7月 2日 (土)

リハビリの結果と責任

タイトルは池ノ上寛太氏の著作本から。

臨床場面や訪問先で様々なテクニックを駆使する方々がいる。

しかしながら中にはエビデンスがはっきりせず、治療法と言うには時期尚早なものもあるように感じられる。

誤解の無いように始めに断るが、私は先進的な技術や理論には非常に関心があるし、先端分野を開拓する先生方の努力には敬意を惜しまない。

問題はそのことを患者さんやご利用者にどの程度説明をしているかが不明な点である。

一般的な医療であれば、治療を受ける側は当然まずガイドラインに沿った、一般的で効果性の高い治療法を選択するであろう。断りもなく、効果性の不明な特別な治療を受けたい少ないであろうし、医療倫理上も問題となるかもしれない。

リハビリ現場ではともするとセラピストの判断で治療技術等が一方的に選択され、患者側への説明も不十分な可能性がある。

専門家として、まず選択すべきは一般的なガイドラインに沿った方法であろう。その後に充分な効果、もしくは目標達成が困難な場合、患者さんとの相談の上、特別な手技を選択するべきではないか?

セラピストの中には、特殊な手技のみを実施する方が居るようにも聞き及ぶが、そもそもそのような行為は医療保険の対象となるのであろうか? 主治医はそのような指示を出したのであろうか?

私は専門家として疑問と不安を禁じ得ない。

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